石田組員

石田泰尚(いしだやすなお)

神奈川県出身。国立音楽大学を首席で卒業、同時に矢田部賞受賞。新星日本交響楽団コンサートマスターを経て、2001年神奈川フィルハーモニー管弦楽団ソロ・コンサートマスターに就任。以来“神奈川フィルの顔”となり現在は首席ソロ・コンサートマスターとしてその重責を担っている。これまでに神奈川文化賞未来賞、横浜文化賞文化・芸術奨励賞を受賞。結成時から30年参加するYAMATO String Quartet、自身がプロデュースした弦楽アンサンブル“石田組”など様々なユニットでも独特の輝きを見せる。2020年4月より京都市交響楽団特別客演コンサートマスター(2025年4月よりソロコンサートマスター)を兼任。2022年に初の著書となる「音楽家である前に、人間であれ!」を刊行。2025年4月より横浜みなとみらいホール「プロデューサー in レジデンス」第3代プロデューサーに就任。使用楽器は 1690 年製 G.Tononi、 1726 年製 M.Goffriller。


佐久間聡一(さくまそういち)

4才からヴァイオリンをはじめ、桐朋学園大卒業。ドイツでも学んだ。新日本フィル契約団員、大阪フィル首席奏者、ドイツ・カンマーフィルハーモニー・ブレーメン客演奏者、広島交響楽団の第1コンサートマスターをつとめた。現在は、ソリスト、室内楽奏者、客演コンサートマスターとして多彩な活動で活躍の幅を広げている。「その魅力的な音色で聴衆を一つにする力がある」(音楽の友)など誌上でもたびたび注目を浴びている。また、YouTubeの〈愉快なヴァイオリン教室サロン・フリッツ〉では楽しみながら学ぶ番組作りで多くの音楽愛好家から人気を博している。(チャンネル登録者1万人超)洗足学園音楽大学非常勤講師。


村井俊朗(むらいとしろう)

堀川高校音楽科分校(現堀川音楽高校)、桐朋学園大学を経てウィーン国立音楽大学にて研鑽を積む。帰国後、フリーランス奏者として神奈川フィル、東京フィル、東京シティフィル、仙台フィルなど、日本の主要オーケストラにて客演コンサートマスターとして出演する一方、室内楽やレコーディングの分野でも活動している。


大宮臨太郎(おおみやりんたろう)

1981年生まれ。横浜市出身。辰巳明子・堀正文両氏に師事。2000年第69回日本音楽コンクール3位。同年ミレニアム・ニュークラシックオーディション1位、併せて審査員特別賞を受賞。2001年仙台国際コンクール5位、聴衆者賞受賞。2002年メニューイン国際ヴァイオリンコンクール(フランス)2位、2003年プラハの春国際コンクールファイナリストほか国内外のコンクールにて受賞多数。桐朋学園大学4年生在学中にN響オーディションに合格、2005年毎日新聞社主催 毎日ゾリステンにてリサイタル(ピアノ清水和音 於王子ホール)、ウィーンヴィルトゥオーゾとモーツアルトのヴァイオリン協奏曲第5番「トルコ風」を共演、2008年12月より一年間アフィニス文化財団の奨学金を得てドイツフライブルグに留学。これまでに小澤征爾音楽塾、 サイトウ・キネン・フェスティバルの他、「紀尾井シンフォニエッタ」「響」「PACE」「ヴィルトゥオーゾカルテット」「クインテット・スペランツァ」などの室内楽メンバーとしても活躍。現在、NHK交響楽団第2ヴァイオリン首席奏者。


丹羽洋輔(にわようすけ)

東京生まれ。7歳よりヴァイオリンを始める。都立芸術高校を経て東京藝術大学にて学ぶ。在学中ウィーンへ留学。ディヒラーコンクールにて入賞。2007年NHK交響楽団に入団。これまでにヴァイオリンを佐藤素子、保井領子、岡山潔、篠崎史紀、エドワード・ツェンコフスキーの各氏に師事。室内合奏団アルクスや弦楽四重奏団大人倶楽部、ピアノトリオ浪漫メンバーとしてオーケストラの傍ら精力的に活動している。


生野正樹(しょうのまさき)

1978年大分県出身。14歳よりヴィオラを始め、大分県立芸術緑丘高校を経て、洗足学園音楽大学を首席で卒業、同大学大学院修了。内田博、岡田伸夫の各氏に師事。ザルツブルク=モーツァルト国際室内楽コンクールにて第2位入賞。日本演奏連盟のオーディションに合格、九州交響楽団と共演。ソロアルバムを三枚、四枚組BOXCD“ノスタルジック・メロディーズ”をWanar Music Japanより発売。これまでに神奈川フィル、新日本フィル、京都市交響楽団など全国の主要オーケストラに客演首席として参加。2016年は活動を一時休止しドイツへ留学。2019年天皇陛下即位祝賀式典のオーケストラにてソロヴィオラ奏者を務めた。現在はオーケストラへの客演を中心に室内楽、ソロ活動、また、葉加瀬太郎ツアーや様々なジャンルのレコーディングに参加。トリオAXIS、昴21弦楽四重奏団、RENTARO室内オーケストラ九州ソロ首席奏者。2025年4月より東松山市民文化センター音楽アドバイザー。


長石篤志(ながいしあつし)

大分県出身。4歳よりヴァイオリンを始める。第24回及び第27回大分県音楽コンクールで第1位を受賞。福岡教育大学芸術コース卒業、同大学院卒業。フィレンツェへの留学を機にヴィオラへ転向。フィエーゾレ音楽院にてアントネッロ・ファルッリに師事する。帰国後は東京に拠点を移し、東京フィル・群馬交響楽団・仙台フィル・日本センチュリー響等オーケストラのゲスト首席として出演。また、幅広いジャンルのレコーディングにも参加。日本クラシック音楽コンクール全国大会審査員。


金子鈴太郎(かねこりんたろう)

桐朋学園ソリストディプロマコース、ハンガリー国立リスト音楽院に学ぶ。コンセール・マロニエ、国際ブラームス・コンクール、カルロ・ソリヴァ室内楽コンクールなど、国内外数々のコンクールで入賞。2004年松方ホール音楽賞大賞受賞。2008年1月のバッハ無伴奏チェロ組曲全曲演奏会が高く評価され、音楽クリティック・クラブ奨励賞を受賞。2003年~2008年 大阪交響楽団特別首席チェロ奏者。現在は各オーケストラにゲスト首席として招聘されるほか、サイトウ・キネン・オーケストラ等で活躍中。トウキョウ・モーツァルトプレーヤーズ首席、Super Trio 3℃、長岡京室内アンサンブル、Zaza Quartet、Quartet MARK 各メンバー。2022年より響ホール室内合奏団特別契約首席チェロ奏者。


広田勇樹(ひろたゆうき)

東京藝術大学卒業。卒業後渡仏、パリ地方音楽院室内楽科最高課程修了。

ザルツブルク=モーツァルト国際室内楽コンクール第2位。ビバホールチェロコンクール第4位、井上賞受賞。リゾナーレ音楽賞(第1位)を受賞。日本音楽コンクール入選。

元東京フィルハーモニー交響楽団フォアシュピーラー。現在はフリーランスのチェロ奏者としてソロや室内楽を中心に活動しながら、日本各地のオーケストラで客演首席を務める等幅広く活躍する。ピアノの矢野雄太と共にデュオで演奏活動を行う。クラシックギターの五十嵐紅、ヴァイオリンの倉冨亮太と3人で五十嵐紅トリオを結成。全国各地で演奏活動を行う。


米長幸一(よねながこういち)

10歳よりコントラバスを始め、堤俊作氏に師事。桐朋学園大学卒、研究科修了。

在学中に池松宏、ゲーリー・カー、ライナー・ツェペリッツの各氏に指導を受ける。

2000年日本演奏家協会コンクール弦楽器の部第1位。

2001年より神奈川フィルハーモニー管弦楽団首席コントラバス奏者を務める。武蔵野音楽大学講師。